ウチのリーチインの日本酒コーナーの7割が『ひやおろし』で埋まっている中
また新しいお仲間を迎え入れることとなりました。
達磨正宗 熟成古酒用仕込 純米ひやおろし
です。
またマイノリティな匂いがプンプンしそうなシロモノですが。
この色を見ておわかりの通り
古酒用に仕込んだ酒で作ったひやおろしです。
この達磨正宗さんは、江戸時代からの蔵元さんで
創業は天保6年、あの坂本龍馬が生まれた年だそーです。
近年になり大手メーカーが市場に出るようになった時に、
古酒をやってみよう!
と、思い立ったそうです。
努力の甲斐あって、今では古酒と言えば
達磨正宗
というくらい有名になりました。
以前の日本酒ブームで、日本酒の命は『香り』のような風潮ができ
昔ではありえなかったような
フルーティーで華やかな香りの日本酒を作ることが可能となり
日本酒の新しい扉を開きました。
いやしかし。
このようなお酒もあるのですよ、
ということでマイノリティでも見逃さない小山酒店としては
ご紹介してゆきたいと思っております。
(`・ω ・´) キリッ
さて、このひやおろしの最大の特徴は
日本酒度 -20
酸度 2.8
というこの数字。
日本酒度は低ければ低いほど甘口とされていて、ウチのお酒のほとんどが+で、-は非常に珍しい。
えっ、甘いの?
と、眉間にしわを寄せるなかれ
甘いと言ってもベタベタな甘さではございません。
そして酸度は精米をすればするほど、低くなると言われていて
酸度=アミノ酸度
のことなので、『うまみ』の元だと思って下さい。
精米をすれば香りが出ますが、その分洗練されてスッキリしてきます。
アミノ酸度が高いということは、雑味もありますが反面旨みも残っているということ。
この2.8という数字もウチのラインナップの平均が1.5くらいなので、いかに高いかがわかると思います。
数字だけで酒の味は図れませんが、もし一見で日本酒を買う場合、
この
『日本酒度』と『酸度』の数値を見ると
だいたいの味が想像できます。
この達磨正宗のように、日本酒度が-20くらい低くても酸度が高い場合は旨みも爽快感が出る
という風に。
このお酒は、普通の日本酒よりも
もっとこってりした料理に合います。
すき焼き焼き鳥(たれ)、もつ煮、チョコレートなんかも。
日本酒にはいろんな可能性がありますねえ・・・・ (‐^▽^‐)
720ml \1,875.-
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最近文章が長すぎかもしんない…でも読んでもらえるとウレシスです。・・・Click