おはようございます。
すっかり秋らしい気候になりましたね。
ほんとに、スッキリ爽やか・・・・・
には程遠い雨。 (・_・;)
秋雨ですか。
まあ、人生晴れたり曇ったり雨降ったりなので
しょうがない、と諦めてみる。 (´・ω・`)ショボーン
さて。
この前、 霞城寿のところ で
『新しいなかま』とタイトルを打ったのに、実は初めてじゃなかった・・・というミスを犯してしまいましたが
今日ご紹介するお酒も、今の今まで私は
新しい仲間
だな、と思い込んでおりました。
しかし、今日はブログを上げる前に、ダンナから
昔、入れてたことあるよ。
と、告知があり、危うく同じ轍を踏むところで収まりました・・・・
それがこの
長龍 ふた穂 雄町 特別純米酒 ひやおろし
です。
長龍のお酒は以前も入れていた、というのですが全く記憶がなく
ブログの過去記事を追っていましたが
このブログを書き始める前、ということで結構な前のことのようです。
そして改めてこのお酒を飲んでみると
とにかく素晴らしい、ということで再入荷の運びとなりました。
このお酒の酒米は
雄町
です。
今では日本酒好適米としてはメジャーでありますが、もともとは岡山県原産のお米です。
実は雄町というのは非常に古い歴史があり、100年以上も前に発見されて今もなお栽培され続けているのです。
他の酒米でこれほどの歴史を持っているものはありません。
詳しく申し上げると、このふた穂は、
岡山県高島地区産の雄町のまさにホームグラウンドでできたものを使用しております。
ワインで言うと、雄町の『特級畑』です。
今から148年前(1859年)、現在の岡山市雄町の高島地区に住んでいた人が、『変わり穂』を2本発見し、それから雄町米という新種が生まれたそうです。
この『ふた穂』は、この最初に発見された『ふたつの穂』から名付けられております。
雄町は、山田錦に比べて地味なイメージがあるのですが
実はとても味わいが深くて、香りは山田には叶いませんが、それを凌駕する日本酒の本当のおいしさを味あわせてくれる『うまみ』があります。
雄町ファンの方、ぜひおススメです!
おっと、この長龍は岡山県のお酒ではございません。
奈良県です。
ハズしてすみません、
720ml \1,365.-
余談ではありますが、こちらの蔵は
ワインの『ビンテージ』の定義に沿って日本酒を造るという挑戦をしているそうです。
確かに、その年によってお米や酵母の働きなどで同じ米を使っていても味は微妙に変わります。
ワインはブドウの出来が、けっこうな割合で価値が左右されますが、
日本酒は米の出来では左右されません。
麹や酵母の働きをも鑑みて、毎年同じ味に寄せていく技術を杜氏たちが持っています。
ひやおろしや古酒などには分類できますが、
日本酒は1年サイクルで飲んでいくもの、というイメージがあり
数年熟成したもの、というカテゴリがなかなか認められません。
逆に『古い』と誤解されたりする場合もあるので、この長龍の挑戦は画期的とも言えます。
日本酒ブームが起きた時、フューチャーされたのは『香り』と『キレ』でした。
しかし日本酒にはもっともっと可能性があっていいはずです。
1年物、2年物、3年物・・・・
冷や、常温、お燗・・・・
ヴィンテージと飲み方で無数の味わいを経験することができる
世界に誇れるお酒なのです。
・・・・日本酒愛が強すぎて語りすぎました・・・
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あまちゃん、あと3回か・・(´・ω・`)…Click