小山酒店@人形町のブログ

明治末期より人形町で酒屋を営み110余年。 とにかく美味しいお酒をみなさんにお届けしたい、と日々精進しております。 管理人は店主・妻でございます。 素人主婦目線のお酒のいろいろをつづっております。

2013年09月

記憶にないけど、二度目。

おはようございます。



すっかり秋らしい気候になりましたね。


ほんとに、スッキリ爽やか・・・・・




には程遠い雨。   (・_・;)



秋雨ですか。雨



まあ、人生晴れたり曇ったり雨降ったりなので


しょうがない、と諦めてみる。   (´・ω・`)ショボーン





さて。



この前、 霞城寿のところ



『新しいなかま』とタイトルを打ったのに、実は初めてじゃなかった・・・というミスを犯してしまいましたが



今日ご紹介するお酒も、今の今まで私は


新しい仲間


だな、と思い込んでおりました。


しかし、今日はブログを上げる前に、ダンナから



昔、入れてたことあるよ。



と、告知があり、危うく同じ轍を踏むところで収まりました・・・・汗





下町のお酒屋さん 小山酒店@人形町のブログ



それがこの



長龍 ふた穂 雄町 特別純米酒 ひやおろし



です。



長龍のお酒は以前も入れていた、というのですが全く記憶がなく


ブログの過去記事を追っていましたが


このブログを書き始める前、ということで結構な前のことのようです。



そして改めてこのお酒を飲んでみると


とにかく素晴らしい、ということで再入荷の運びとなりました。




このお酒の酒米は


雄町


です。


今では日本酒好適米としてはメジャーでありますが、もともとは岡山県原産のお米です。


実は雄町というのは非常に古い歴史があり、100年以上も前に発見されて今もなお栽培され続けているのです。


他の酒米でこれほどの歴史を持っているものはありません。



詳しく申し上げると、このふた穂は、


岡山県高島地区産の雄町のまさにホームグラウンドでできたものを使用しております。


ワインで言うと、雄町の『特級畑』です。



今から148年前(1859年)、現在の岡山市雄町の高島地区に住んでいた人が、『変わり穂』を2本発見し、それから雄町米という新種が生まれたそうです。



この『ふた穂』は、この最初に発見された『ふたつの穂』から名付けられております。



雄町は、山田錦に比べて地味なイメージがあるのですが


実はとても味わいが深くて、香りは山田には叶いませんが、それを凌駕する日本酒の本当のおいしさを味あわせてくれる『うまみ』があります。



雄町ファンの方、ぜひおススメです!



おっと、この長龍は岡山県のお酒ではございません。



奈良県です。



ハズしてすみません、汗



720ml   \1,365.-





余談ではありますが、こちらの蔵は


ワインの『ビンテージ』の定義に沿って日本酒を造るという挑戦をしているそうです。


確かに、その年によってお米や酵母の働きなどで同じ米を使っていても味は微妙に変わります。


ワインはブドウの出来が、けっこうな割合で価値が左右されますが、


日本酒は米の出来では左右されません。


麹や酵母の働きをも鑑みて、毎年同じ味に寄せていく技術を杜氏たちが持っています。


ひやおろしや古酒などには分類できますが、


日本酒は1年サイクルで飲んでいくもの、というイメージがあり


数年熟成したもの、というカテゴリがなかなか認められません。


逆に『古い』と誤解されたりする場合もあるので、この長龍の挑戦は画期的とも言えます。



日本酒ブームが起きた時、フューチャーされたのは『香り』と『キレ』でした。


しかし日本酒にはもっともっと可能性があっていいはずです。


1年物、2年物、3年物・・・・


冷や、常温、お燗・・・・


ヴィンテージと飲み方で無数の味わいを経験することができる


世界に誇れるお酒なのです。クラッカー




・・・・日本酒愛が強すぎて語りすぎました・・・




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あまちゃん、あと3回か・・(´・ω・`)…Clickビックリマーク






Full-Moonとひやおろし祭。

おととい、中秋の名月でした。


なので


とりあえず写真を撮ってみました。




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なんか光の加減で、すっごい大きな隕石が落ちてきたみたいになってる・・・・汗



コレ落ちてきたら地球が危ないレベル  (@Д@;





それはさておき。




ウチのリーチイン、もうひやおろし祭になってます。




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1升瓶。



そして




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四合瓶。





ちょっと写ってない部分もあるので、実際まだあります・・・・・汗




もう一年に一度なので、思いっきりひやおろしを堪能していただきたい。




定番ですが




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萩の鶴 特別純米 ひやおろし



萩の鶴は宮城のお酒としては


ちょっとマイナーかな、と思わなくもないのですが



一度飲んで頂くと、


その美味しさがわかっていただけると思います。



全体的に味の特徴としては、



濃厚で香り高く


そこそこ辛口



みたいな。



ぜひ、お試しください。




1,800ml \2,720.-

 720ml \1,380.-






もう9月も終盤になり、恒例の




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十二六(どぶろく)の発売が近づいてまいりました。




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私の描いたやや残念な仕上がりのふなっしーふなっしー


予約受付中だ、なっしー! と、申しております。





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あ、今日ジャイアンツ優勝するかもしれないの?ジャビット…Clickビックリマーク




プレミアムひやおろし。

・・・・さきほどこの記事を9.5割がた書いて


単純な操作ミスで消してしまうという事件が起こり


心が折れてしまい


再開に時間がかかってしまいました・・・・・・汗



いつもこのブログを書く時は、仕事中で一気に書けないので


時折中断するのですが、その時にセーブするのを忘れてしまい


『戻る』ボタンなんかを誤ってポチしてしまったりして


全てパー


なんてことがよくあります。


こんな記事ですが、けっこう精神的にやられます・・・





よし!


気を取り直してDASH!


そして


こまめにセーブを心がけ、もっかい頑張ります!







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この狭い視界から見える空さえも


なんて澄みきっていることでしょう!


(なんて~なんでしょう! という英語の構文を思い出しました・・・)




そして




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♪今は~もう秋~ お月見





ということで、怒涛のひやおろし更新です。




今年はちょっと変わったひやおろしを入れてみました。



それがこちらです!






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・・・



なんだ、いつもの出雲月山のひやおろしじゃないか、



と、お思いのみなさん。



ここにチューモク! 目





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そう。


これはプレミアムひやおろしなのです。



ニ夏越え



です。



文字通り、夏をニ回越してます。




ひやおろしの定義は以前書いたので→Go! こちらをごらんください。



つまりこれは平成23年度に仕込まれた日本酒、ということになります。




夏をニ回越すとどうなるのでしょう。



だいたい想像がつくでしょうが、


非常にまろやかになり


そして奥行きがあり


味わいが深くなります。



普通のひやおろしが、キューブ状のものの角がとれた感じ、と表現するならば


ニ夏越えは、さらに球に近付いている、と言っていいと思います。



香りで飲むのではなく


味で飲む。



これに丹波の焼きマツタケでもあれば・・・(←夢)



ちなみに。





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ふつうのひやおろしも置いてます。



余裕のある方、飲み比べてみて下さい。



出雲月山 佐香錦 純米吟醸 ニ夏越えひやおろし 


1,800ml \3150.-  720ml \1710.-


出雲月山 純米吟醸 ひやおろし


1,800ml  \2945.-



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今日も次男はプールの授業。秋のプール、なかなかキツい。…Clickビックリマーク




新しいなかま。

ウチの日本酒のラインナップは、銘柄があまり変わることはありません。


いつもお気に入りのお酒たちの四季のさまざまなテイストのものを入れることが多いのですが



今回は久しぶりのニュー・カマー。 キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!




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こちら!



ラベルに思いっきり



出羽燦々



と、書かれていますが、実はこれがお酒の名前ではありません。



本名: 霞城寿 純米吟醸 ひやおろし 出羽燦々



とでも申しましょうか (申しましょうか、ではなく事実汗)



この『出羽燦々』は、



山形県が生んだ酒造好適米の名前です。



この出羽燦々を開発しようとプロジェクトがスタートしたのは20年ほど前、とそう昔のことではありません。


山形の人たちが、


この山形のお米でなんとか素晴らしいお酒を造りたい、という熱意の元に産まれました。



この出羽燦々を使ってできた吟醸酒を『DEWA33』と呼び、山形ならではのお酒として


県をあげて、素晴らしい日本酒にしようと頑張っています。



『DEWA33』と表記してよいものには、条件があり



  • 「出羽燦々」を100%使用していること
  • 純米吟醸酒であること
  • 精米歩合55%以下であること
  • 山形酵母を使用していること
  • 山形オリジナル麹菌「オリーゼ山形」使用のこと



  • これらをクリアしているものだけ




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    このシールを貼れることになっています。



    こういう独自のブランド化、というのも戦略の一つと思われます・・・・・



    つまり


    霞城寿さんだけでなく、山形の他の酒造会社さんでもこのシールがついているお酒があるはずです・・・






    え~~~~汗



    ただいま情報が入りました。



    主人の話によると、ウチがこの『霞城寿』さんのお酒を入れたのは二度目、ということです。



    一度目、は私も記憶がありませんでした。





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    これだ!  ∑(-x-;)



    今年の2月にやってきて、あっという間に売れてしまい


    ツイッターで、ちょこっとだけ出したヤツでした。



    すごいネーミングだなあ、と思っていたらもう売れてなくなっちゃった、という・・・・・




    私の記憶から消し去られておりました・・


    大変申し訳ございませんでした汗



    キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!  とか書いてる場合でもありませんでした、




    そうそう肝心の味の方ですが



    出羽燦々の特徴としては、香り高くフレッシュで、それでいてまろやか、ということですが


    これはひやおろしなので、香りは控え目ではありますが


    さらにまろやかになり、奥行きが出ております。




    その土地の特徴が出るお酒、ってのがまた我々のツボをくすぐります。



    720ml   \1,650.-







    台風の影響で、各地で被害が起きていますね。



    被害に遭われた地域の皆様に心からお見舞いを申し上げます。



    台風は毎年のことなのですが、年々極端な気候になっていくようで


    やはり地球がどうにかなっちゃってるのか、と心配になります・・・・



    (*´Д`)=з




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    こちらは一気に秋。紅葉…Clickビックリマーク


    黒牛ひやおろし

    連日の更新。


    どうした、私!!



    ようやく涼しくなった(気がする)ところで、やはりお酒も秋バージョンで。





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    黒牛 純米 ひやおろし



    です。




    黒牛は和歌山県海南市で造られているのですが


    なぜ黒牛という名前なんでしょうか。



    ひょっとして黒毛和牛が有名とか?



    くらいしか私には思いつきません。



    ヒントではないけれど、普通の純米酒のラベルにはよく見ると・・・・・





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    『黒牛』にちなんだ万葉集から抜粋した歌が書かれています。



    名手酒造店さんのHPから引用させていただきますが、



    『約1300年前、海南市「黒江」は、入り江奥の浜辺であり、今の蔵付近に黒い牛の形をした岩が波辺に見られたといいます。万葉集に3首の和歌で「黒牛潟」として詠まれ、黒江の地名由来となりました。犬養孝先生の歌碑が蔵脇に建立され当時を偲ぶ縁とされています。
      遠浅であったうえ、地震による隆起、埋立で陸化し、室町時代末頃から漆器産地として栄えるようになりました。
      正統な純米酒を醸すにあたり地元の伝承を背負う覚悟を示すとともに、万葉の昔を偲べるような、まろやかな味わいを目指したことから酒銘としたものです。』




    万葉集からとは。



    黒牛の特徴としては、まろやかさと味わいの深さ。



    食中酒として力を発揮します。





    720ml   \1,480.-

    1,800ml  \3,000.-







    そして。



    ひやおろしの入荷が一段落しましたので、



    日本酒リスト、更新しました!!



    こちらからどうぞ。


    ↓↓↓



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    小山酒店@人形町のHPに掲載してあります。




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