もうすぐ土用の丑の日ですね。
うなぎも高騰してしまって、もう庶民の食べ物じゃなくなっちゃうのかも・・・
あ~~~
うなぎ食べたい
酒屋なのにうなぎの話題って・・・・なんですけども。
今日は
うなぎ
のおはなしです。
ある九州の取引ある問屋さんのパンフを見ていて
『深海うなぎ』
と、書いてあり
なんのこっちゃ、と調べてみました。
うなぎはうなぎでも
これは芋焼酎です。
丸西酒造さんという歴史ある酒蔵さんが作る本格かめ仕込の芋焼酎。
この『深海うなぎ』を調べれば調べるほど奥が深く
実はとある農業高校の企画から始まったものらしいです。
おっと
写真を見ていただきましょう。
実にインパクト大、のこのラベル。
ちょっとアップにしても質感が伝わらないのですが
このラベルは手作り。
地元の知的障害者の自立支援施設の方々が牛乳パックから再生してすきなおした和紙から作られている、本当にハンドメイドなラベルです。
もともとかめ仕込で、本数が限られているのですが
この手作りラベルの生産も追いつかず
非常に希少価値のある焼酎となりました。
地域の方たちの想いが詰まったお酒じゃありませんか。
もちろん味の方も本格的。
向かって左の黄色のラベルの方ですが
黒麹仕込となっております。
黒麹で一次、二次とも全量かめ仕込みし、荒濾過で仕上げた逸品です。
濾過を最小限にすることによって旨味をたっぷりと閉じこめ骨太な味わいに仕上げており、口当たりは非常に滑らかで、芋焼酎ならではの芳醇香りが漂います。
味わいは水割り・ロックがおすすめです。
そして右の赤いラベルは赤芋白麹使用。
赤いもならではの甘い香りと白麹のスッキリさ。
絶妙のバランスで仕上がっております。
黄色ラベルは月に500本、赤ラベルは月に300本生産となっております。
高価なうなぎにかわって
こちらのうなぎはいかがでしょうか。
ところで。
ウチのカメは何も仕込んでおりません。
ひっくり返ったら自分で戻れないという運動神経ゼロのカメです。
頑張って生きよう。