小山酒店@人形町のブログ

獺祭45　　1,800ml

12月分完売となりました。

早すぎて追いつけない・・

売り切れ情報もなるべくアップしますが

追いつかなかったらスミマセン((+_+))

獺祭製品12月分入荷いたしました。

11月の入荷が遅かったので

思わぬ展開に慌てております…

尚、今日入荷したのは

獺祭50　300ｍｌ

獺祭50スパークリング　360ｍｌ

獺祭45　1,800ml　、　720ml

獺祭39　1,800ml　、　720ml

獺祭23　720ml

以上のアイテムとなります。

獺祭製品に限っての

お願い

を、再掲させていただきます。

★獺祭製品の全アイテムにおいてお一人様１本のみの販売とさせていただいています。

★獺祭に限りましては店頭のみの販売とさせて頂いていまして、発送は来て頂いた方のみとさせて頂いております。

★予約や購入後のお取り置きはしておりません。

★獺祭の種類や値段などはこのブログのサイドバーの『日本酒リスト』に掲載しておりますので、詳細はそちらをご覧ください。

★団体様で来られて明らかにその『団体内』でまとめて買われていかれる、もしくは時間差で何度も『団体内』で購入していると、こちらで判断した場合も１本とさせていただく場合がございます。

ここ重要です。　年末でさらに需要が増えると思われます。みなさん待ってらっしゃいますので何卒ご理解ください。

以上が『獺祭』に限って当店で決めさせていただいたお願いとなっております。

よろしくお願いします。

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ただいま獺祭の在庫は何もございません。

12月分はまだ入荷しておりません。

入荷までお待ちください

前回

ウィスキーのおはなし。(1)

を書いてからだいぶ間があいてしまいました。

(過去記事をご覧下さる時は、冒頭の『獺祭情報』にお気を付け下さい。過去ですので、過去。(・.・;)　)

前回はスコッチの中でも割合日本人の舌に合うのではないか、という

スペイサイド

をご紹介しましたが

今回は

アイラ島のスコッチです。

向かって左

ラガヴーリン16年

右が

ラフロイグ10年

です。

ええっと

前回の地図、再掲です。

ちっさい島ですが

ここのウィスキーがまたすごい。

今、NHK連続テレビ小説の『マッサン』では

ようやくマッサンが鴨居商店(現サントリーがモデル)に入社して

ウィスキー造りに相応しい土地を探している・・

という展開になりました。

その前にマッサンは北海道にウィスキー醸造所を作りたかったのですが

輸送コストなどの面で社長に反対されます。

しかし北海道では

ピートが取れる

というのが推しポイントで、マッサンは本場のスコッチの特徴である

ピート(泥炭)の風味にこだわります。

リアルマッサンの竹鶴さんは、どこまで拘ってらっしゃったのかわかりませんが

とにかく

スコッチウィスキーの最大の特徴は

このピート臭と言っても過言ではありません。

『臭』とか書いてしまうと、そんなに臭いのか

と思われがちですが

前回も書きましたように

ちょっと薬っぽくて、焦がしたような燻したような香り・・・です。

日本人からするとこれが相当な

『クセ』

ということになるのですが

これにハマってしまうと、もう虜になってしまうらしいです。

それではウチに置いてあるこのニ種のアイラ・ウィスキーを説明させていただきます。

★ラガヴーリン

別名「アイラの巨人」。

味と香りは一言でいえば｢強烈」。スモーキーでヘビーなピート香とシェリー樽熟成特有の甘い香りと個性的な味が多くのファンを魅了し、ウイスキーフリークが最後に行き着く「銘酒中の銘酒」。

★ラフロイグ

熟成にはバーボン樽（バーボンウイスキーを熟成させた後の空き樽）のみを使用する伝統がある。親会社はフォーチュン・ブランズ社（バーボンのジン・ビームで有名）。

個性豊かなアイラの中でも、飛びぬけて独特かつ強烈なフレーバーを持つウイスキーであり、味を形容する語句として「薬品（正露丸？）」「硫黄」「ヨード」「消毒液」など様々に言われ、アイラモルトが好きな人

でも苦手な人がいる半面、このモルトにはまって戻れない人も…。

ラフロイグはチャールズ皇太子御用達のウイスキーで、ラベル上部の真ん中にそれを証明する「プリンス・オブ・ウェールズ」のマークが描かれているのは有名。

このように

強烈

です。　　(^_^;)

おそらく劇中のマッサンが目指すのはこのウィスキーだったんじゃないかな、と思いますが

まだ洋酒でさえ珍しかった時代、これをいきなり受け入れられる日本人は数少なかったでしょうねえ。

きっとマッサンはこの『ピート臭』に魅了されてしまったレアな日本人だったのでしょう。

なかなか初心者向けとは言い難いですが

この1本で世界を知ることができるような気がして

非常に奥深いお酒、と言えそうです。

かなり飛びますが

今のニッカの母体であるアサヒから

こんなん出してます。

竹鶴ハイボール

です。

ドラマでは、社長がいきなりウィスキーの炭酸割りを発売しようと言い出して

マッサンが大反対する、という場面があって

なんだか皮肉な感じもあるのですが

ハイボールもそのウィスキー文化を日本人が受け入れられるようになったきっかけではあると思うので

日本的にはこれもよし

なのでしょう。

日本人はとても器用なので

外国のものを取り入れて、それを日本人に合うように改良するのがとても得意です。

ラーメンにしろカレーにしろ

すでに中国やインドとは違うものが受け入れられて、逆に海外にそれを出して評判を得ているという・・

マッサンは日本で初めてウィスキーを国産で造ろうとした人なので

やっぱり頑固に自分の気持ちを貫きたかったんでしょうね・・

だけど、日本の気候風土、人間性などに合ったウィスキーを造ることも必要なのかなあ、と思います。

このアイラ島のウィスキー

クセになってみたい

と思われる方、ぜひともどうぞ。

（＾－＾）

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